揖保乃糸は、2027年の創業140年に向けて、「豊かな心の創造と伝承」のスローガンを掲げ、さらなる価値の向上と発展に取り組んでおります。
2015年、国連の持続可能な開発サミットにて採択されました「持続可能な開発目標(SDGs)」への社会の関心が高まるなか、創業以来培ってきた手延べそうめん「揖保乃糸」を通じて、社会的課題への解決と地域の発展に貢献できるよう、「食と健康」「環境との調和」「豊かな社会」「働きがい」の4つのテーマを掲げ、持続可能でよりよい社会の実現ならびに新たな価値の創造を目指し、それぞれのテーマに全力で取り組んでまいります。
SDGsとは、より良い将来を実現するために極度の貧困、不平等、不正義をなくし、私たちの地球を守るために、深刻化する環境課題など17の目標と169のターゲットに全世界が取り組むことによって2030年までに「誰も取り残されない」世界を実現しようというものです。
食卓へ伝統のおいしさと健康、安全・安心をお届けします。
省エネやリサイクルにより、環境保護に努めます。
食文化の継承と食育活動、地域との融和を大切にします。
個々を尊重し、やりがいを実感できる職場を整備します。
手延そうめん「揖保乃糸」は兵庫県播州地方で産声をあげ約600有余年、以降、明治20年9月9日揖東西両郡素麵営業組合(現在の兵庫県手延素麵協同組合)として兵庫県に認可されて以来、当該地方において手延そうめんの製造・販売に尽力しておりますが、社会的課題としてSDGsへの社会の関心が高まっています。
こうしたなか、組合と地域がとともに持続的に発展できるよう、地元農作物を原材料とし、また環境に配慮した包材等を用いることにより、サステナブルな手延べめん製品の製造・開発を行い、地産地消を推進していきます。
兵庫県内の播州地域で栽培・収穫された小麦粉を原材料とした、地産地消の手延べめんの製造・開発を行います。
当該手延べめんの試作、原材料および製品の検査・分析試験、試食などを2022年に実施し、展示会への開発品の出品や販売を行います。また、地元の学生によるレシピの開発なども実施し、環境負荷の少ない紙製の包装袋およびFSC®認証の段ボールを使用した包装材の開発もあわせて行います。
2025年、国連の持続可能な開発サミットにて採択されました「持続可能な開発目標(SDGs)」への社会の関心が高まるなか、創業以来培ってきた手延そうめん「揖保乃糸」を通じて、組合と地域がともに持続的に発展できるよう新たに手延ラーメンを開発しました。